使い方と方式で選ぶキーボード

キーボードの種類と特徴

電器店など、大手販売店で見かける安い1000円程度で買えるキーボードと、ゲーミングキーボードなどの高価な1万円〜2万円はするキーボードですが、いったいなにがちがうのでしょうか?
安いキーボードはメンブレン方式というゴムの低反発を利用した機構になっております。
ゴムの疲労などで接触不良になったり、そうそう長い年月の耐久力はありません、2年、3年も持てば良いと思います。

しかし、高価なキーボードはひとつひとつのキーにバネなどが入っていて、安定した反発があり、押し込み具合も心地良いです。
また、高価なキーボードはそれだけ丈夫に作られております、打鍵の荒い人でも、耐えてくれるキーボードです。

また、高価なキーボードには色々と種類があるので、こちらで違いを紹介いたします。

静電容量無接点方式

打鍵が普通の機械的接地ではなく、静電容量の変化でキー入力を検知するので、非常に静かです、静穏性に優れたキーボードを探している人は、こちらを購入するのが良いでしょう。
同時押しに対応しているものも多いので、FPSなどでも重宝いたします。

●軸方式と言われる、メカニカルスイッチ方式

コストは高いですが、長時間の打鍵に向いているので、タイピングが主な仕事ではコレを使用した方がはるかに楽です。スプリングが接地をして反応するので、打鍵がやわらかいです。評価の高いゲーミングPCと一緒に使うゲーマーが多いことからも人気のキーボードだと有名です。

●軸方式は下記に記述いたします。
・茶軸方式…打鍵がとにかく軽いです、押すのも軽い、反発も軽いです。
・黒軸方式…打鍵にてごたえがあります、打鍵圧の強い方、打鍵に手ごたえがほしい人向けです。
・青軸方式…打鍵は軽いですが、打鍵音が大きくなっております、音で打鍵を感知したい人向け、騒音と呼ばれる場合があります。
・赤軸方式…打鍵にてごたえがありますが、黒軸より軽くなっております、滑らかな打鍵が可能です。
・白軸方式…打鍵にやや手ごたえがあります、黒軸と赤軸の中間くらいです。

レーザー投影方式

最近お洒落アイテムとして出てきているキーボードです。
場所を選びませんが、硬い机に投影した場合指が痛いです。
また、レーザーが反射してしまう机などがあると使用できないため場所を選びます。
いつか近未来映画みたいに中空を打鍵する日がくるかもしれませんので、今後頑張ってほしいですね。

上記方式のキーボードがあります、レーザー投影方式は除外するとしても、打鍵に静穏性を求めるのが静電容量無接点方式が一番ですね。
私は打鍵していてメカニカル方式の赤軸が一番気持ちいよいですね。

こればかりは、自分で打鍵してみないと理解できませんが、一度触って自分にあったものを見つけたら癖になると思います。
高いキーボードも買ってしまえば、どこでも使えますし、本体を変えてもそうそう使えなくなるものでもありません。
良いものなら5年、10年と使用できますので、高くても、指の疲れを軽減してくれる高いキーボードを購入するのがオススメです。

持ち運びやすいキーボード

タブレットやスマホなどでフリック操作で文章をつくっていると、慣れないうちは、非常に時間がかかります。
かといってキーボードを外出先へ持ち歩く・・・なんてことも考えづらいと思います。
最近ではタブレットPCにキーボードがオプションとして別売りししているものがありますが、正規品は値段が高価でしかも汎用性が少ないことも多いです。
どうせなら、どのタブレットにでもスマホにでも使えるものが望ましいので、数点チョイスをしてみました。

BESTEK(ベステック)折りたたみキーボード

・iBUFFALO Bluetooth3.0対応 折りたたみキーボード

上記二点は折りたたみキーボードでブルートゥース対応ということで、持ち運びに便利かつ、安価で購入できてスペースも取りません。
最近標準装備されているブルートゥースなので、スマホやタブレットを買い換えても安心して使用できます。
どちらもタブレットやスマホを置くスタンドもあるので、出先でスタンドを探す手間も必要ありません。
ノートPCも重く感じ、手軽に出先でタブレットPCを簡単に使いたいときに重宝いたします。

もしコスパをお考えであれば、一番オススメなのが バトル&ゲット ポケモンタイピングDS  というゲームソフトなのですが、実はブルートゥースの小さなキーボードが付属しているのです。
私はこのキーボード目当てでゲームを購入、中古を見つければ1000円ほどで購入することができました。
大きさもほどよく、鞄の中に入れても邪魔になりません、またニンテンドーDS用のスタンドが付属されているのですが、これがまたスマホやタブレットを立たせるのに使えるので便利です。
ノートPCを購入するのは大変ですが、タブレットやスマホ+安価で持ち運びのしやすいキーボードというのも十分アリだと思えます。